月別: 2020年3月
本日「ホンマでっか!?TV」3月22日(日)16時~出演!

「ZIP!」をご覧になられた方ありがとうございました。
今回は、
番組で言えなかったことを記事にしました。
漢方を免疫力をあげるのに上手に使うといいと思います。
下記にまとめさせてもらいました。
漢方薬の文献・エビデンスには、免疫力を上げるという報告が多くあります。
その一部をご紹介しますね。
ある漢方薬で
・慢性疲労症候群患者で細胞性免疫低下者の77%にNK活性の免疫機能改善が認められた。
・COPD患者の風邪の罹患回数を減少させた。また、末梢血のNK細胞を活性させた。
・大腸癌術後、NK細胞を早期に活性させた。
まさに病態がはっきりしない状態に使うのが漢方のよい適応ですから、免疫力UPに効果的だと思います。
一方で漢方は、体質によって、処方が異なるので、必ず、医師に診察してもらって処方してもらってください。免疫を上げる薬は人によって変わります。
ですから、今回は、漢方の名前は出さないようにさせていただきました。
自分に合った漢方を知りたい方は、スマホで無料相談・カウンセリングをしておりますので、ご相談ください。「工藤内科 スマホ診療」「工藤内科 漢方外来」などででてくると思います。
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3月15日(日) 14:00~14:55
フジテレビ『ザ・ノンフィクション』
福田怜奈さん出演。超低糖質スイーツとは?
3つの病気を闘いながら低糖質スイーツの開発する福田怜奈さんが本日、フジテレビ『ノンフィクション』に出演されます。私のクリニックの肥満症や糖尿病の患者様はもちろん、その他の方もには大変喜んでもらっています。
病気を治すだけでなく、患者様の人生の質を向上させることも大切だと考えておりますので私も患者さんも超低糖質スイーツに、助けられていいます。
福田さんは、私より4つ年下くらいですが、前向きで行動力がある女性だと、私は思います。外出の時は、杖が欠かせない、また。脳脊髄液減少症、反応性低血糖症、難治性重症便秘症の3つの疾病と共に人生を送られています。
福田さんは、自身が糖質を制限しなければならないことをきっかけに、また、持病などで糖質を摂取できない方のために、超低糖質のスイーツを開発を始めらました。相当な苦労があったようですが、出来は素晴らしいですし、エビデンスもそろっています。味は信じられないくらい美味しいです。
この低糖質スイーツは、病気をお持ちの方やダイエッターだけでなく『だれでも食べれるお菓子』つまり、みんなで楽しめるスイーツとうい存在になってほしいと福田さんは願ってあります。
福田さんは、クリスマスには、糖尿病などでケーキを食べることができない人達に低糖質ケーキを無償でプレゼントし、食べてもらうボランティア活動にも力を注いでおられます。
私もこの低糖質スイーツの監修者として、こういった活動を支援していきたいと思います。
本日
3月15日(日) 14:00~14:55
フジテレビ『ザ・ノンフィクション』
是非、ご覧ください。
今日は、花粉症について、考えてみたいと思います。
◆そもそも花粉症とは?
人間は、ウイルスなど、外敵に囲まれて生活しています。その外敵の攻撃から体を守ってくれているのが「免疫」という機能です。元来、体を防御するはずの免疫のしくみに異常が起こり、さまざまな症状があらわれた状態が「アレルギー」です。
免疫が正常に働いているときは、ウイルスなどの体に害のあるものが体に侵入してくると、免疫細胞がそれらを攻撃して、体から除去しようとします。すると体内で火事が起こり(炎症)、発熱や痛みを感じたりします。風邪やインフルエンザにで熱が出るのも、免疫の働きにより体で火事(炎症)が生じているのです。
ところが、体にとって無害なものに対しても免疫細胞が攻撃してしまうことがあります。これがアレルギー反応です。花粉症は、本来は無害である花粉を外敵とみなして免疫反応が働いてしまい、鼻や目などで炎症が起こっている状態なのです。
1) 鼻アレルギー診療ガイドライン作成委員会:鼻アレルギー診療ガイドライン 2016年版、p10、ライフ・サイエンス、2015
◆今年の花粉症の傾向
現時点での今シーズンの花粉飛散状況や注意点
【いつもより早い花粉の飛散開始】
2020年は2月上旬頃から全国的に花粉の飛散が始まりました。
飛散する花粉量は例年に比べて少なく、5割程度になることが予想されています。
症状が軽い方が多いようですが、重症になる前に、早めに対策をとることが大切です。
【各地の花粉飛散ピーク時期は?】
地域別のの花粉飛散ピークの予想時期は次の通りです。
仙台:3月上旬~3月下旬
東京:2月下旬~3月下旬
大阪:2月下旬~3月中旬
福岡:2月下旬~3月上旬
(参照:日本気象協会 2020年 春の花粉飛散予測(第4報))
◆花粉症になる子供がふえていることが気になります
近年、スギ花粉症の発症が低年齢化していることが明らかになっています。2008年に行われた鼻アレルギーの全国疫学調査によると、年齢層別スギ花粉症の有病率は10年前が5〜9歳が7.2%→13.7%、10〜19歳が16.7%→31.1%と
たった10年で花粉症にかかっている人の割合が約2倍近くになっています。
発症の低年齢化の背景には、増加している傾向のスギやヒノキの花粉の飛散量があることが推定され、幼少期から大量の花粉を浴びる生活が原因の一つといえるのではないでしょうか。
◆花粉症でマスクを使わない予防法について
<外出時の花粉症対策>
・外出時は完全防備
帽子・メガネ・マスク・マフラーを身につけて。コートもツルツルした素材を選ぶ。
・帰宅時は玄関でシャットアウト
衣服・ペットなどについた花粉は、きちんと外ではらって玄関でシャットアウト。
・帰宅後は洗顔やうがいを
<家の中での花粉症対策>
・ドア・窓を閉める
花粉の飛散が多いときは、きちんとドアや窓を閉めて、花粉の侵入を防ぐこと
・掃除はこまめに
床がフローリングであれば毎日拭き掃除を行うと効果的です。
<就寝時の花粉症対策>
・布団を外に干さない
外に布団を干してしまうと花粉がついてしまうので、布団乾燥機などを活用。
・お風呂・シャワーで花粉を流す
・空気清浄機を活用
<緑茶の花粉症予防対策>
花粉症の予防に関しては、日ごろから緑茶を飲むことがおすすめです。
緑茶などに多く含まれている「カテキン」という成分には、抗アレルギー薬である“トラニラスト” と同等のアレルギー抑制効果があることが確認されています。
伊藤園と日本薬科大学の丁 宗鐵教授が共同で行った研究によると、「カテキン類」には花粉症による鼻水やくしゃみなどの症状を緩和する効果があり、さらに通年性のアレルギーを抑制する効果もあることがわかりました。
そのため、濃いめのお茶を1日500mlほど飲むことがおすすめです。
「巣ごもり症候群」にも要注意
新型コロナウイルス(COVID19)による肺炎の感染拡大の懸念を背景に、大型イベントの取りやめが相次ぎ、旅行などの外出を控える人が急増。日本国内での感染経路が不明な感染者が増えるなか、「不要不急の外出」を控える動きが強まっている。
新型コロナウィルス対策には、「不要不急の外出」を控えるは最も重要なことのひとつだ。一方で家に「巣ごもり」による、最近診療をしていると、健康状態も心配になってきた。
新型コロナウィルスはの影響で家での過ごすことが増え、いわゆる“巣ごもり”の状態が、私は少し気になっている。
中国の友人から聞いた話だが、中国ではオンライン学習、ゲームやインスタント食品、デリバリー食品などへの需要が一気に拡大しているそう。