最近、外来で『サイバー心気症』、『コロナ心気症』が増えてきています。

そもそも心気症とは、自分自身が重い病気になっている、かかっているのではと思い悩み、大きな不安や緊張が続く状態のことを言います。色々な病院で、さまざまな検査・ドクターショッピングを行っても、データ上は、特にどこにも異常がなく、大病にかかっているかも、感染症にかかるかも、といった不安や緊張を、払拭することができなくなります。

しかし、検査をいくらしても病気の診断がつくことがなく、いくつもの病院を受診するようになり、て日常生活にまで悪影響がでてきます。そのまま症状が続くと、仕事のパフォーマンスが落ちていき、普段できたいた仕事するこも困難となってきます。

長い自粛生活の影響で、インターネット検索やSNSを見る機会が増えています。これにより、最近は、自分の症状に対しての不安をインターネットやSNSで何度も検索して、不安が増幅していく「サイバー心気症」や、感染者が増えている新型コロナウイルスのニュースなどを繰り返す見ることで感染してしまうのではないかと、必要以上に不安感が強くなってしまう「コロナ心気症」も明らかに増えてきています。
心気症の治療は、しっかり、検査結果を説明すること、お話を聞いて不安を取り除くこと、必要に応じで、生活指導や、漢方治療などお薬を使うと、心気症は徐々に改善しいきます。心当たりがある人は、自分が「サイバー心気症」「コロナ心気症」に当てはまる場合は、スマートフォンなどを決まった時間は触らないことからはじめるのも効果的だと思います。

大変な未曽有の時代になりましたが、このような心気症も災害時などに生じる災害不調のひとつだと考えています。災害不調の治療は、なるべく原始的な生活をすることです。情報過多のこの時代に自然と触れ合う、カラダを動かすなど原始人の生活を少しずつとりいれる、過度な不安を取り除くことが重要です。

人間はもともと、自然の一部なんです。

是非お試しになってみてください。