1月27日(木)15:50~RKB「タダイマ!」に、モニターでテレビ出演します。
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田村憲久厚生労働相は17日の閣議後記者会見で、新型コロナウイルスの重症化を防ぐ抗体カクテル療法を患者宅で行うモデル事業の開始時期について「きょう、あす(からの実施)もあるかもしれない」とし、早ければ今週末の往診から実施する考えを示しました。同日、全国初の患者宅での抗体カクテル療法が大阪府で実施されました。
抗体カクテル療法とは?
「新型コロナウイルスが増殖するのを防ぐ、2種類(カシリビマブ、イムデビマブ)の抗体を混ぜ合わせて使用するため、抗体カクテル療法といいます。抗体がウイルスの表面にあるスパイクたんぱく質に結合し、人の細胞に侵入するのを防ぎます。発症から7日以内の軽症から中等症、特に肺炎を起こしていない初期の患者に投与することで、ウイルスの増殖を阻止し、重症化を防ぐ効果があります。」
現状は?
「これまで抗体カクテル療法は主に入院患者に実施されてきました。外来診療でも可能ですが、容体の急変などに対応する必要があるため、自宅療養者への往診では認められていませんでした。自宅療養者への往診での使用は今月17日に大阪府で初めて行われました。厚生労働省のモデル事業として先行して実施されたもので、軽症で重症化リスクのある30歳代の女性に点滴薬を投与しました」
全国展開は進む?
政府はモデル事業を通じ、自宅での容体変化に対応できる体制づくりを目指した上で、全国展開を図る方針ですが、実際に全国展開は進むのでしょうか?
「全国展開には今後の感染状況や、ワクチンの接種状況、医療現場のひっ迫状況などの因子が絡んでくるので一概には言えませんが、少なくとも実施地域の拡大は進むと思います。特に基礎疾患があるなど、重症化のリスク因子のある方に対しては軽症の段階で治療できるメリットがありますので、使われる機会は増えるでしょう。全国的な拡大には治療後のフォロー体制の構築が障害になるでしょう。今後抗体カクテル療法の知見が集まり、不都合が生じた際にも対応ができるようになれば急速に拡大するのではないかと考えています。」
まとめ
田村厚労相は「やりたいところ(医療機関)があれば手を挙げてほしい」と呼び掛けていますが、今後どれくらいのスピードで広まっていくのか、注目したいですね。
最近、外来で『サイバー心気症』、『コロナ心気症』が増えてきています。
そもそも心気症とは、自分自身が重い病気になっている、かかっているのではと思い悩み、大きな不安や緊張が続く状態のことを言います。色々な病院で、さまざまな検査・ドクターショッピングを行っても、データ上は、特にどこにも異常がなく、大病にかかっているかも、感染症にかかるかも、といった不安や緊張を、払拭することができなくなります。
しかし、検査をいくらしても病気の診断がつくことがなく、いくつもの病院を受診するようになり、て日常生活にまで悪影響がでてきます。そのまま症状が続くと、仕事のパフォーマンスが落ちていき、普段できたいた仕事するこも困難となってきます。
長い自粛生活の影響で、インターネット検索やSNSを見る機会が増えています。これにより、最近は、自分の症状に対しての不安をインターネットやSNSで何度も検索して、不安が増幅していく「サイバー心気症」や、感染者が増えている新型コロナウイルスのニュースなどを繰り返す見ることで感染してしまうのではないかと、必要以上に不安感が強くなってしまう「コロナ心気症」も明らかに増えてきています。
心気症の治療は、しっかり、検査結果を説明すること、お話を聞いて不安を取り除くこと、必要に応じで、生活指導や、漢方治療などお薬を使うと、心気症は徐々に改善しいきます。心当たりがある人は、自分が「サイバー心気症」「コロナ心気症」に当てはまる場合は、スマートフォンなどを決まった時間は触らないことからはじめるのも効果的だと思います。
大変な未曽有の時代になりましたが、このような心気症も災害時などに生じる災害不調のひとつだと考えています。災害不調の治療は、なるべく原始的な生活をすることです。情報過多のこの時代に自然と触れ合う、カラダを動かすなど原始人の生活を少しずつとりいれる、過度な不安を取り除くことが重要です。
人間はもともと、自然の一部なんです。
是非お試しになってみてください。
【テレビ出演】
3月17日(水)夜10時~
テレビ東京「視聴者様に飼われたい!」に出演します。
この番組は…若手芸人が賞金をかけ
視聴者が考案した「過酷な生活」に挑戦。
芸能人が飼われてみる番組です。
今回は…
エイトブリッジ「雨水でしか水分を取れない雨水生活」
に挑戦します。
過酷だけど…芸人が輝いて見える、
そんな笑える飼育生活をお茶の間にお届け。
果たして賞金を獲得できるのか!?飼育生活でどんな成長を遂げるのか?
コロナウイルス禍や大災害があったときに、本人の被災の有無にかかわらず、体調不良を訴える患者さんがいらっしゃいます。
不眠、不安、頭痛など、診断のつかない病気で、大きな病院に行っても原因がわからないまま。
心療内科などに行って多くの薬を処方されて服用しても改善しない。
いわゆる「自律神経失調症」です。
自律神経失調症についての書籍は多くあるが、災害と組み合わせたものはなく、自律神経失調症と言ってぴんとこない人でも、災害不調と聞けば「私も…」と気づく人もいると思います。
その原因と解消法を皆様に提示していますます。
①災害特有の不調とは
②コロナ禍で増えた「診断のつかない病気」
③湧き出てくる不安との付き合い方
④生活習慣病の悪化を防ぐ
⑤ちりも積もれば…出歩けないときの肥満
⑥エコノミー症候群、たこつぼ型心筋症に注意
⑦不調を解消する20の方法
皆さんに役立つ情報を分かりやすく書きました。
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